「写真だけ撮って帰る人」をどう思っているか|農園に聞いた撮影の本音

SNSに農園の写真が並ぶようになって、来園者の目的も変わってきました。「摘まずに写真だけ撮って帰る人」を農園はどう見ているのか。気になって聞いてみると、答えは想像と少し違いました。

写真そのものは歓迎されている

まず前提として、写真を撮られること自体を嫌がる農園はほとんどありません。むしろ、来園者の投稿は農園にとって大きな宣伝になります。広告費をかけられない小規模農園ほど、その効果は大きくなります。

農園名を書いて投稿してもらえると、翌週の予約につながることもあるといいます。

困るのは「撮り方」のほう

問題になるのは、写真を撮ること自体ではなく、撮るための行動でした。

困ること なぜ困るか
通路から出て畑に入る 土が踏み固まり、株が弱る
枝を手前に引き寄せる 折れる。来年の実がなくなる
実を並べ直して撮る 摘んだ実は元に戻せず廃棄になる
三脚で通路をふさぐ ほかの来園者が通れない
長時間ひとつの区画を占有する 混雑時に回転が止まる
POINT 農園が求めているのは「撮らないで」ではなく、「通路から撮ってください」です。この一点を守れば、たいていの撮影は歓迎されます。

「摘まずに帰る」は問題なのか

これも聞いてみると、意外なほど気にされていませんでした。入園料を払っている以上、過ごし方は来園者の自由という考え方です。

ただし、食べ放題プランで一切食べずに写真だけ、という場合は「もったいない」という声がありました。撮影が主目的なら、入園のみのプランがあるか聞いてみるのが合理的です。

投稿するときに喜ばれること

  1. 農園名を書く。検索でたどり着けるようにする
  2. 訪問した時期を書く。読む人の参考になる
  3. ほかの来園者の顔が写っていないか確認する
  4. 事実と違うことは書かない。品種名は受付で確認する
Tips 投稿を農園に見てもらいたいなら、口コミサイトへの投稿も効果があります。農園の方が定期的に確認していることは少なくありません。

まとめ

写真は農園にとって味方です。困るのは撮ることではなく、畑に入ること・枝を引くこと。

通路から、実に触れずに。この2つを守れば、撮った写真は農園にとっても財産になります。

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