「何歳から連れて行けますか」という質問の、さらに手前にあるのが0〜2歳です。まだ自分で摘めない、歩けない、長く起きていられない。それでも連れて行きたいとき、農園選びで見るべき点は3歳以降とはまったく違います。この記事では、ベビーカーを前提にした農園の選び方をまとめます。
まず「ベビーカーで園内に入れるか」を確認する
いちばん大事な確認事項です。園内がベビーカー可かどうかは農園によって分かれます。通路が狭い、土がやわらかい、段差があるといった理由で、入口までとされている農園もあります。
予約時に「ベビーカーで行きたいのですが、園内に入れますか」と一言聞くだけで、当日の計画が決まります。抱っこひもを併用する前提にしておくと、どちらでも動けます。
通れる農園・通りにくい農園
| 条件 | ベビーカーとの相性 |
|---|---|
| 高設栽培のハウス(いちごなど) | ◎ 通路が平らで幅も確保されていることが多い |
| 屋根つき果樹棚(ぶどうなど) | ○ 平坦だが未舗装のことがある |
| 露地の野菜畑 | △ 畝の間は通りにくい |
| 斜面の果樹園(みかんなど) | × 傾斜と段差でほぼ不可 |
| 芋掘り・土物 | × 車輪が埋まる |
設備で確認しておきたいこと
- おむつ替えスペースの有無。ない場合は車内で替える前提にする
- 授乳できる場所。休憩室を貸してもらえる農園もある
- トイレの位置と、そこまでの距離
- 駐車場から入口までの距離と路面
- 屋根のある休憩場所。夏も冬も、ここがあるかで滞在時間が変わる
とくに駐車場から入口までの路面は見落とされがちです。砂利敷きだとベビーカーはほとんど進みません。
当日の組み立て
滞在は30分を上限に考える
0〜2歳が機嫌よくいられる時間は短く、移動で疲れていればなおさらです。「摘むのは大人、子どもは雰囲気を楽しむ」くらいの割り切りが、結果的にうまくいきます。
時間帯は午前の早い回
昼寝の時間を避けられ、気温も上がりきりません。ハウス内は日中かなり暑くなるため、夏は特に午前が現実的です。
食べさせるかは慎重に
離乳食が始まっていても、その場で果物を与えるのは月齢と体調しだいです。皮や種、農園によっては洗う場所がないこともあります。持ち帰って、家で調理してからが安心です。
持ち物に足したいもの
通常の農園の持ち物に加えて、抱っこひも、着替え、おむつ用のビニール袋、そしてベビーカーの車輪を拭くタオル。最後のひとつは、帰りの車内を汚さないために効きます。
まとめ
0〜2歳と行く農園は、収穫できる品目より通路と設備で選びます。高設栽培のハウス、平らな駐車場、屋根のある休憩場所。この3つが揃っていれば、短時間でも十分に楽しめます。
子どもが自分で摘めるようになるのは、もう少し先です。その日までの練習だと思って、まずは短く出かけてみてください。
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