スマート農業の現場を見る|ドローン・自動運転・センサーで変わる農業

ロボットや人工知能、情報通信技術などを活用した農業は「スマート農業」と呼ばれています。人手不足や高齢化が進む農業の現場で、作業の負担を減らし、効率を高める取り組みとして、各地で導入が進んでいます。これから農業に関わりたい人にとっても、知っておきたいテーマです。

この記事では、スマート農業の主な技術と、それによって農業の現場がどう変わるのか、現場を見学・学ぶ方法を紹介します。

スマート農業の主な技術

技術 活用の例
ドローン 農薬や肥料の散布、畑の生育状況の撮影
自動操舵のトラクター まっすぐ正確に走行し、作業の負担を減らす
環境制御のハウス 温度や湿度、二酸化炭素の量を自動で調整
センサー・カメラ 土の水分や作物の状態を見える化
アシストスーツ 重い荷物を持つときの体への負担を軽くする
POINT スマート農業の機械は高価なものも多く、経営の規模や作物に合わせて、必要な技術を選んで導入するのが一般的です。すべての農家がすべての技術を使っているわけではありません。

スマート農業で変わること

  1. 経験の浅い人でも、データを見ながら作業の判断をしやすくなる
  2. 見回りや記録の手間が減り、ほかの作業に時間を使える
  3. 天候や生育のデータが蓄積され、翌年の計画に生かせる
  4. 体への負担が減り、年齢を問わず働きやすくなる

ベテラン農家の経験や勘を、データとして残して引き継ぐことも、スマート農業の大切な役割のひとつです。新しく農業を始める人にとっては、学びの助けにもなります。

現場を見る・学ぶ方法

方法 内容
農業法人の見学・インターン 実際に技術を使っている現場を見る
展示会・実演会 メーカーや団体が開く機械の実演
農業大学校・研修施設 授業や実習で新しい技術を学ぶ
観光農園の見学 環境制御のハウスを見学できる農園も

たとえば、いちごの観光農園の中には、ハウスの温度や湿度をコンピューターで管理しているところもあります。収穫体験のときに、ハウスの設備について農家の人にたずねてみるのもよいでしょう。

Tips スマート農業の技術を使いこなすには、パソコンやスマートフォンの基本的な操作にも慣れておくと役立ちます。一方で、作物をよく観察する目は、どんな技術を使っても欠かせない力です。

観光農園で見られるスマート農業

観光農園の中には、環境制御のハウスや高設栽培など、新しい技術を取り入れた栽培を見学できるところがあります。いちご狩りのハウスで、温度や湿度を示すモニターや自動の換気設備を見かけたら、農家の人にどんな工夫をしているかたずねてみましょう。収穫体験が、これからの農業を知るきっかけにもなります。

技術は日々進歩しており、新しい機械や仕組みが次々と登場しています。

まとめ

スマート農業は、経験とデータを組み合わせて、農業をもっと続けやすくする取り組みです。見学や研修を通して、これからの農業の姿にふれてみてください。

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